Friday, October 14, 2011

Saying Good Bye - 別れの挨拶

It's Friday. I would usually say TGIF, but it is time to say good bye to my echolocation, perceptual mobility and blindness orientation instructors, after two-week training session.
First, I say good bye to Adam, who gave me a cooking lesson and some perceptual mobility lessons.

この日は花金(花の金曜日)。でも、私にとっては、2週間のエコーロケーションと視覚障害リハビリ訓練の最終日であります。
まずは、アダムとお別れ。生まれつき全盲の彼には、家に招待してもらって、調理実習をしたり、近所を散歩したりウォルマートを散策したりと、色々付き合ってもらいました。
現在、ダニエルに続いて、全米2番目の全盲リハビリ訓練士を目指しているとのこと。ぜひ、実現してもらいたいものです。

Adam and me standing outside


Then, it is time to say good-bye to Juan, who has been staying with me for the most of the time, sleeping together in the same room at Daniel's house, eat together and worked with my blindness rehabilitation and echolocation. I am honoured to have such a wonderful instructor, as he gave me a kickstart of my recovery processes from blindness!

そして、フアンとのお別れの時が来ました。
日本でのあるテレビ番組では「ホアン・ルイズ」として紹介されましたが、その彼を講師として学んだ、ヒューマン・エコーロケーション(人間における反響定位)の実体験とレッスン、そしてコーヒーを入れるところから始まり、散歩をしたり、レストランに行って食事をしたり、買い物をしたりなど、盲人、しかも全盲として暮らす術を、いろいろ教えてくれました。

私は、彼から尋ねられたこの一言が忘れられません。「なぜ写真を撮るの?」
盲人にとっては、写真を撮られることはあるものの、写真を撮ることによろこびを見い出せない、そんな彼に私のデジカメを渡して撮影させたり、歩行訓練中にiPhoneで写真を撮影することを教えたりして、写真で他の晴眼者に「伝える」ということを分かってもらえればいいかな、そう思いました。

彼は、日本を始めさまざまな国のテレビに出演しています。そんなスーパースターの彼と過ごした2週間。
本当の姿は、全盲の人間としてたくましく生きる、普通の青年でした。

Juan and me in front of house


Thank you Juan. You successfully rescued one Japanese blind man from darkness!
最後に、抱き合ってお別れ。ありがとう、フアン。闇の中から救ってくれて。目が見えるようになるわけではないけれども、「音を聞いて物を見る」というのが、なんとなく分かったような気がします。
初めて日本人に教えてみて、どんな感想を持ったかな。

Saying "Good Bye" to Juan

私がフアンのことをいろいろな人に話しているように、彼も私のことを出会う人に話してくれているみたい。
次に出会うときは、私のアドバイスを参考にして、デジカメかiPhoneで、写真を撮りまくっているかもね!

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