After Daniel giving me new canes, he brought a small device called clicker. It has the size of a thumb and it makes a loud click noise.
新しい白杖を渡された後、さらにダニエルが視覚障害者便利グッズを持ってきます。洗濯ばさみのような形をしたこのデバイス、「クリッカー」と言って、押すと鋭い音がします。
This is a small device that is to be used when training dogs, but it makes ideal click sound for human echolocation.
With this, I can make a loud audible click sound even in a noisy place!
このデバイスは、本当は犬の訓練のために使う物ですが、その鋭いクリック音は、ヒューマンエコーロケーションには最適!
これなら、舌打ち音が通じないほどうるさい所でも、クリック音を発することが出来ますね。
Daniel told me if we have a clicker, meeting in public place would be much easier. Just click it occasionally and follow the sound. The click sound is so loud, not only dogs but human can listen to it from afar, if paying attention to this specific click sound.
I read one story of a blind girl who visited Disneyland. She was afraid of being away from her family so she sticks with someone all the time, but since she and her family have given a pair of clicker, she suddenly running around and start explore the park, clicking her clicker! As long as they are clicking to each other, they know where they are!
Though Daniel and Juan taught me to clap my hands in open space where tongue click is not efficient, clicker would cover much area... it's the magnificent tool for human echolocator!
ダニエル曰く、もしクリッカーを持っていれば、視覚障害者同士が公共の場で会うのが、かなり楽になると言います。クリッカーは、舌打ち音より鋭く、遠くまで聞こえる音を出すので、お互いにその音をめがけて進めば、必然的に出会うことができると言うものです。
なるほど。犬のためだけに使うのはもったいない!
実際、ダニエルと私が初めてロサンゼルス空港で会ったときも、クリッカーを使用して出会うつもりだったらしいのですが、わたしがエコーロケーションを知らないため、結局携帯電話で連絡してしまいました。
でも、次に出会うときは、お互いにエコーロケーション、ですね。
また、こんな話があります。
盲人の子供が、家族に連れられてディズニーランドに行った時のこと。家族の側からなかなか離れようとしない子供に、クリッカーを渡してみました。同時に家族にもクリッカーを渡し、お互いにクリック音を出し始めたところ、その子供は自由に走り始めたと言います。クリック音が聞こえることで、家族が側にいるということが分かっているからかもしれませんね。
ダニエルとフアンからは、舌打ち音が通らないところでは、手拍子をして、エコロケーションを行うことを習いました。そして今、クリッカーを使うと、舌打ち音そっくりなクリック音で、さらに遠くの物体かの反響定位ができるようになりました。なぜダニエルは、こんな便利な物を最初に教えてくれないんだろう・・・と思いつつ、ヒューマン・エコーロケーションの最終兵器を手に入れたのでありました。
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