Sunday, October 9, 2011

Chatting with Daniel - ダニエルの知られざる事実

After arriving at Long Beach Greyhound bus station, I took a cab back to Daniel's house.
When I was paying for the cab driver for $15, I handed $20 and told him to keep it.

... and I was surprised that he told me that's too much!

I knew that I gave him 25% tip, but I never expected he would said that and asked me to make sure I am giving that much tip for him.

He knew I am blind, but I was touched by his thoughtfulness...

ロングビーチのグレイハウンドのバスターミナルからダニエルの家までは、タクシーを使いました。
ダニエルの家までは15ドル。私は降りるとき、5ドル札4枚、20ドルを運転手に渡して、「お釣りは取っといて」と言いました。
すると、運転手は

「支払いが多すぎじゃないですか>」

と言って、本当にチップとして受け取っていいのか、聞いてきました。

私としては、15ドルの請求で、おつりを出したくなかったので、25%のチップとして20ドル分を渡したのですが、この運転手は、私が目が見えないことを知っていて、あえて確認してくれたのでしょう。

「20どるでしょ?とっといて・
ダニエルからは、通常チップを払う前で20ドルから25ドルかかると言われていたので、この運転手は、正直な人だったんだなあと思いました。

アメリカには、いい人たちがたくさんいます。


As I entered Daniel's house, he hasn't returned yet.
A while later, Daniel returned home.
He asked whether I am hungry, and I said I could munch on something, so we started having some nacho chips, with salsa and guacamole!

With food, we chatted many things like sleep depreviations that we the blind have, fashion and clothing as the blind and behind the stories of being as a president of World Access for the Blind... and about being interviewed by different media, including Japanese TV crews!

I found he is so cheerful and talkative person at heart, his openess is a true treasure of the blind community in the United States and the world!

Daniel and Me Snacking at Night


ダニエルの家に帰ると、誰もいません。でも、しばらくすると、ダニエルが帰ってきました。

「お腹空いていない?」とダニエル。「
「何か欲しいね」と、私。
それじゃあ・・・と言って登場したのは、ナチョスという三角形のチップスと、冷蔵庫から出してきたサルサと、アボカドをすりつぶしたようなグアカモレというソース。

「普段はこんなものは食べないんだけど、今日は特別。それじゃあ、開けてみて!」

と、いきなり箱を渡すダニエル。
「これは訓練か?」と尋ねる私に、 「もちろんそうさ」と言うダニエル。
でも、あっさりと箱を開けて、入れ物に張ってあるフィルムをはがすと、ダニエルは「お見事!」とばかり。
ダニエルの家にホームステイし始めて1週間、自分で台所周りや者の開閉など、日本で全盲になってからやったことの無いことでも、触角で色々出来るようになったことを実感しました。

そして、二人でチップスとソースに対し、むさぼるように食らいつきました。
なーんだ、ダニエルもお腹空いていたんだね。

それから、フアンがいないこの夜、ダニエルと色々な話をすることが出来ました。

例えば・・・ 
(※以下の内容は、ダニエル本人に了承をもらった内容のみ、記載しています。)

ダニエルも不眠症に悩まされているが、睡眠薬などを飲んでいないこと。眠りたいときに眠り、置きたい時に起きる。睡眠薬で睡眠をコントロールしている私にとっては、うらやましい生活。しかしダニエルは、「時間にコントロールされずに、自分が時間をコントロールしている」とおもわなきゃ。
でも、世界中からメールや電話が来るダニエル。結局のところ、ビジネスに振り回されているようです。

ダニエルの正装は黒のポロシャツに黒いリーバイス・・・
ダニエルの外行きの服は、とにかく黒に統一しているらしいです。
全盲で一人暮らしなので、服も統一しているらしいです。(Tシャツを除く)
時々、iPhoneの色識別アプリでシャツの色は確認するそうです。

そして、ダニエルの顔を見て気付いた方もいらっしゃると思いますが、左頬の傷みたいなもの、これは生まれつきで、手術で除去可能らしいのですが、今は自分の体の一部だと言うことで、そのままにしているらしいです。
なので、事故にあったわけではないとのことです。

そして、日本で過去に放映された番組の裏話も、たっぷりと聞かせてもらいました。

最後に、ダニエルにこんな質問をぶつけてみました。

「ダニエルって、血液型O型でしょ?」

するとダニエルは、「何で分かったんだよ」と驚いた声で返事してきました。

ダニエルと1週間生活してみて、良い意味でも悪い意味でも、典型的なO型。
まるで自分と瓜二つのようないい加減さ。
私にキッチンでの調理実習をするとき以外は、散らかりっぱなしだし、ゴミ出しの日にゴミを出すのを面倒がるところも、そっくりです。

それと同時に、明るく社交的なところも、ダニエルのO型っぽい人柄が良く現れていますね。

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