When Daniel applies echolocation to human use, he mentions the difference between 'active sonar' and 'passive sonar' for.'
What he calls 'passive sonar' is the sound produced by someone or something else. Though this kind of sounds give general feedback on what is happening around us, but it does not give precise feedback on things around us, like the distance, size and the type of material.
Whereas, what he calls 'active sonar' is the effective way to find out what is ahead, as you control the sound by producing it by yourself and hear the echo.
But what if we are in noisy environment? - He answers in his literature that we should be able to determine our own tongue click from others since we control the click sound... in flash sonar, he recommends we practice distinguishing our own tongue click sound from others by clicking to the wall and hear the sound, which he calls the process 'hook stimulus' so we will get to hear our own click sound regardless of the environment.
His term of 'active sonar' seem to include other sounds made by ourselves, like a tapping cane sound or a clap of hand. Though cane tapping and hand clapping may help us understand what is around, Daniel says it does not give us feedback for determining the distance, the size, and the material of the object.
Moreover, cane tapping sound is made too far from our ears, so as hand clapping. if clapping hands right in front of face, we won:t hear the echo.
Therefore, Daniel believes his 'flash sonar' with hearing the echo of our own tongue click works better than other audio feedbacks available around us.
Though he did not say this, I think he uses his flash sonar technique when passive sonar does not give enough information, and I would like to confirm that by meeting him in person... soon!
動物の反響定位、エコロケーションを人間に応用したダニエル・キッシュ氏。彼がエコロケーションを説明するとき、「アクティブ・ソナー」と「パッシブ・ソナー」という言葉を使います。無理に日本語訳にすれば、直訳で「能動的反響」と「受動的反響」でしょうか。
普段私たちは、音の中で生活しています。その中で、自然に発せられる音、そして他人が(自分の意思とは関係なく(発せられる音を、「パッシブ・ソナー」と呼びます。
それに反して、自分の意思で、何らかの音を出し、その反響を聞くことを、「アクティブ・ソナー」と呼びます。
聴覚障がい者を除くほとんど全ての方(視覚障害者も含め)は、自然に「パッシブ・ソナー」により、周囲の状況を無意識に把握していると思われます。自ら音を発しなくても、「車が来た」とか、「隣人が帰ってきた」などです。
このように、大まかな状況を把握するのに、パッシブ・ソナーは有効だといえます。しかし、地面や壁などの反響では、物との距離や大きさ、質感などの情報を得ることは不可能です。
それに比べ、「アクティブ・ソナー」は、自ら音を発するため、必要な時に反響を聞くことが出来ます。
ダニエルは、「フラッシュ・ソナー」は、舌打ちが最も効率的だと言います。自ら音を発する方法については、白杖を地面に付く方法や、手を叩く方法など、色々あります。しかし、地面の杖を叩く音では、音の発生源が地面であるため、反響が真っ直ぐ帰ってこず、物体からの距離感や大きさ、質感などの情報を得るのは困難です。
また、手を叩くとなると、やはり音の発生源が異なるため、「壁がある」など大まかな情報しか分からず、もし手を顔の前で叩くと、反響音が手を叩く音と交錯し、正確な反響音が耳に届かなくなります。よって、口から発する「舌打ち音」が最も理にかなっているとの事です。
しかし、雑踏の中などで、どうやって自分の舌打ち音の反響を聞き分けられるか、それはダニエルが「フラッシュ・ソナー」を教える際、始めに壁などの前で、自分の舌打ち音を実際に聞いて覚える、「hook stimulus」という訓練を繰り返し行います。これにより、自分の舌打ち音を、他の音と区別することができるようになるそうです。
また、舌打ちは、片手が塞がっていても発音が可能なので、白杖を持ちながらも利用可能です。
もし、舌打ちで目の前の物体を確認し、距離や大きさ、質感などがわかることができれば、視力障害者の強力な味方になります。
過去に日本で放映されたテレビ番組では、ダニエルの事を「超人」扱いしすぎており、舌打ちによるエコロケーションを、「凡人には真似できない、超能力」と見る風習があるようです。しかし、私は、ダニエルのエコロケーションについて学ぶにつれ、訓練さえすれば、誰にでも出来るのではないか、そう思います。
これはあくまでも想像ですが、ダニエルはいつも舌打ちばかりしているのではない、通常は「パッシブ・ソナー」を頼りつつも、「必要に応じて舌打ちによる「アクティブ・ソナー」うを使い分けるに違いない、と思います。
実際に会ったときに、確認してきます!
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